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みんなの「下北沢」ブログ


下北沢シンドローム?

2006/09/01 15:21
今発売中のTV情報誌、「TVBros」が面白い。
表紙全体が「下北沢」の文字のコラージュのようになっていて、巻頭に
計6ページの下北沢特集が載っている。頁数としては大したものじゃなさ
そうだけれど、この中身の濃さが、なかなかハンパじゃないのだ。
とりわけ、街をつぶす新規の道路建設に反対する運動のつながりで、私も
親しくさせていただいているジャズバー「LADY JANE」のオーナーである
大木さんの談話(8ページに載っている)は、味読する価値があると思う。

ところで、かなり幅広い読者を対象とする「TVBros」のような雑誌に
下北沢の特集が載ったりするのは、今、下北沢が、テレビや映画などで
ちょっとしたブームのようになっているからだ。上戸彩嬢が主演のTV
ドラマ「下北サンデーズ」が現在放映中(木曜夜9時〜、TV朝日)だし、
今週の末からは、竹中直人主演の映画「男はソレを我慢できない」が
渋谷のシネ・アミューズで封切られる。――この映画は、まさしく下北沢
が舞台になっていて、商店街でもこの映画を歓迎しているらしく、今、
下北沢の街は、この映画のバナーで埋めつくされているかのような状態
なのだ。

しかも、ノンフィクション的な手法で下北沢に生きる人間たちの姿を
描いた「下北沢」という小説(リトルモア刊)までが出版されたばかり
でもあって、今の下北沢には、「どうも普通じゃない」空気が充満して
いるような気がする。ちなみに、この「下北沢」の著者の藤谷治さんは、
下北沢でもとりわけディープな一角にある「フィクショネス」という
書店のオーナーで、私も何度かお会いしている。

実は、下北沢が注目を集めそうな話題はこれ以外にもあるのだけれど、
消化不足になってもいけないので、これぐらいにしておかないと――。

ともかく、「TVBros」、コンビニでも売っているので買いに行きましょう!
この号の200円は、マジで安いと思う。

[2006-07-24]
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街がタタカッテイル

2006/09/01 14:51
先月、東京・下北沢で、地元の行政=世田谷区による駅周辺の地域の
「地区計画(原案)説明会」というものが開催された。
結果からいえば、この説明会は、いささか荒れた。

というのも、幅26メートルもの道路を新たに建設して現在の街並みを
大きく破壊したり、建築制限も大幅に緩和して高層のビルを建てやすく
するといったこの計画の基本的な性格に対して、地元の住民や店鋪の
オーナーたちはもちろん、多くの専門家からも強い疑問の声が寄せられて
いるにもかかわらず、これまで世田谷区は一切対話に応じようとせず、
この日の説明会でも、(都市計画法が開催を義務づけているので)ただ
「説明会は開催しました」というアリバイ作りをしようとしているだけ
ということが、あまりにも見え見えだったからだ。

そこで、この新規道路等の計画について見直しを求める活動をしてきた
市民グループ“Save the 下北沢”などのメンバーが、こうした区の姿勢に
対して、この説明会の会場で改めて抗議の声を上げたのだった。
実は私も“Save the 下北沢”のメンバーであり、この日の行動に参加
していたのだけれど。

私たちは、当初から抗議することだけを考えていたわけではなく、この
公の場で率直に対話を呼びかければ、区側もあながち無視はできないの
ではないかという、やや甘い期待も持ってはいたのだった。
しかし実際には、世田谷区の姿勢は予想以上に強硬で、職員が数十人も
出動し、説明用のビデオを強引に上映し始めて決して止めようとしない
(とくに、その音声は暴力的だったと今でも思う)という彼らの「作戦」
には深く失望し、やりきれなくもなったのだった。

しかし、ここで私がいいたいのは、この日の説明会のことだけではない。

そもそも、今、下北沢で起きていることは何であり、そこでは一体
何が問われているのかということを、改めて考えてみたいのだ。

時間もないので、まず結論だけを言っておこう。

私が参加している“Save the 下北沢”は、これまで約2年半、下北沢
という街と深くかかわり続けてきたことによって、すでに下北沢という
街の一部になっていると私は思う。
それに対して、下北沢の魅力の根源や、街の生命力というものをまったく
理解できもしない行政こそが下北沢にとっては異物なのであり、彼らは
下北沢を<殺す>ことに何の痛みも感じていない――ということが、今、
下北沢で起きていることの本質だ。もちろん彼らは、何が起ころうと
一切責任などは取ろうとしないだろうし、街を殺してしまってからでは、
責任の取りようもないだろう。

誤解を避けるために、付言しておきたい。
私は、“Save the 下北沢”だけが下北沢(という街の意思?)を代弁
しているなどと言っているのではない。今、下北沢では、都市計画の
専門家たちが中心になった“下北沢フォーラム”や、500店以上もの
お店のオーナーたちが参加している“54号線の見直しを求める下北沢
商業者協議会”といったグループも行政の案の見直しを求める活動を
展開しているのだけれど、自分も含めて、これだけの多種多様な人間
たちが動き出してしまったのは、やはり下北沢が、通り一遍では片付け
ようもない強い生命力をもった街だからだろう――としかいいようがない。

やはり、街がタタカッテイルのだと思う。

*その後、これまで面談にさえ一切応じようとしてこなかった世田谷
区長が、商業者協議会のメンバーと合って話を聞くといってきた。
今日15日に、その会談が行なわれる。さて、どうなることやら……。

[2006-06-15]
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