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5年ほど前から、門坂流(かどさか・りゅう)さんとおつき合いさせて いただいている。 門坂さんといえば、一般の知名度はそれほどでもないかも知れないが、 精緻かつ鋭利な作風が高く評価され、海外の目利きたちまで狂喜乱舞 させるようなペン画や銅版画を描き続けていらっしゃる、巨匠といって もよい方である。 そのアトリエにも何度かお邪魔し、銅版画の製作の手順などもお聞きした ことがあるのだが、そのお仕事はどう考えても人間技とは思えない。 常人には理解しがたい技術や能力の持ち主を天才と呼ぶのであれば、 門坂さんは明らかに天才といってよいだろう。 そこまでであれば、この私の出番などはなく、ただ遠くから眺めている のが関の山である。ところが、お会いしてみて驚いたのは、この天才は 無類なまでに人が好いのである。といっても、単なるお人好しだとか、 妙にやさしいというのではない。ただ、何事についてであれ、呆れるほどに ウラオモテがなく、ワケヘダテもないのだ。好きなお酒を召し上がって、 よい機嫌になられた時のお茶目さなどは、近頃の青年諸君にも見習わせて やりたくなるほどだ。 閑話休題。 明後日19日から、東京ではしばらくぶりになる門坂さんの個展が始まる。 7月1日までの会期中、二日に一日ぐらいはご本人も会場にいらっしゃる ようだ。 これは必見であると思う。 詳しくは以下にて。 ■門坂流 新作展 2006年6月19日(月)〜7月1日(土) 日休 会場:不忍画廊 Tel: 052ー351ー6867 〒103-0028中央区八重洲1ー5ー3不二ビル1F http://www.shinobazu.com/ [2006-06-17] |
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